01 | Step1カップにお湯を入れて温めておきます。 | |
02 | Step2ドリッパーにペーパーをセットし、粉を入れたら平らになるようにならします。 | |
03 | Step388℃~92℃くらいのお湯を粉の中心にゆっくり注ぎます。 | |
04 | Step4ドリッパーから抽出液がポタっと落ちてきたら15秒ほど蒸らしましょう。 | |
05 | Step5後は、粉の中心に「の」の字を書くようにゆっくりお湯を注ぎ続けましょう。(お湯は中心のみで端にはかけません) | |
06 | Step6温めていたカップに、泡が立たないように静かにコーヒーを注ぎます。 | |
07 | Step7適量の珈琲が抽出できたら、出来上がり! | |
注意 | 注意珈琲液は最後まで落とさない様にし、お湯が残ってる状態でドリッパーを外しましょう。 |
コーヒー豆と言うのは焙煎が終わった瞬間から酸化が始まります。
これは空気に触れる事で進んで行くのですが、どんなに新鮮なコーヒーでも酸化してしまうと、ただの不味いコーヒーになってしまいます。でも、正しく保存すれば酸化するスピードを抑え、コーヒー本来の美味しさを長持ちさせる事が出来るのです。最後の1杯まで美味しくコーヒーが飲める保存方法を覚えておきましょう。市販でコーヒー豆を入れる為の缶などがありますが、それよりもジップ付きの冷凍用ストックバッグが良いと思われます。
お客様にお届けしている当社のジップ付き袋であればそのまま使用してもなんら問題はありません。
保存方法 | 常温保存 | 冷蔵庫で保存 | 冷凍庫で保存 |
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豆でご購入の場合 | 2週間以内 | 2週間~1カ月以内 | 1カ月以上(*1) |
粉でご購入の場合 | 3日以内 | 3日~1週間以内 | 1週間以上(*2) |
(*1) 3カ月程度は美味しく頂けます。
(*2) 3週間程度は美味しく頂けます。
コーヒー豆は非常に吸湿性が高く、臭いの吸着性も高いのが特徴です。
常温で保存する場合は特に湿気を吸収しやすいので、容器の使用後は中の空気をしっかり抜いて閉じてあげると良いでしょう。
特に冷蔵・冷蔵で保存する場合は、庫内にある食品の臭いを吸着しやすいのでしっかり封をして下さい。
冷凍保存の豆を使用する場合は、なるべくなら常温に戻して(1時間程度)封を開けるのが良いのですが、すぐに使いたい時は使用する分だけをすばやく取り出し、残りはすぐに冷凍庫へ戻しましょう。(豆が湿気てしまう為)
「適度な量を買って適切な場所に保存する」これが良い豆を最後まで美味しく飲む秘訣です。
味覚の違いは人それぞれあるので、ここでは「美味しい豆=新鮮な豆」として考えていきましょう。
一般的にみなさんが購入する機会の多いスーパーの小売店やデパートの豆売り専門店などでは流通や在庫の関係上、新鮮な豆を販売するというのは難しいのが現状です。(例外もありますが)そう考えるとやはり自家焙煎店で購入するのがもっとも良いと思われます。
しかし、自家焙煎のお店が100%新鮮な豆を扱っているかというのも多少の疑問が残ります。プロでも焙煎された豆を見ただけでは古いのか新しいのか判断するのは難しいのです。そうなると、実際に珈琲を淹れてみて判断するしかありません。
コーヒーメーカーではちょっと解りにくいですが、ドリッパーやネルなど、手で淹れる場合は蒸らしの段階でどれだけ豆が膨らむかを見ると一目瞭然!古い豆は単にお湯を吸い込むだけで全く膨らみません。一方、新鮮な豆はお湯をかける事で炭酸ガスが発生しポコポコを膨らんでくるんですよ!膨らんだのを見ると、あ~ここは良心的なお店だな~って思っちゃいます。
ただし、豆で購入が条件です。挽き豆を購入した場合は著しく劣化しますので膨らまないことが殆どですので気を付けて下さい。まあそれでも、焙煎した日が聞ければ一番良いんですけど…。小心者の僕はそれが中々聞けないのです(笑)
ちなみに、味で判断する場合は冷えてからが一番わかりやすいです。古くて酸化した豆は、いや~な酸味や苦味が増してとても美味しくなくなりますんで…。新鮮なコーヒー豆は冷めても美味しいんです!
さあ、新鮮な豆が手に入ると今度は自分好みの味はどうなの?ってことになりますよね。淹れ方によってももちろん味は変わりますが、珈琲豆は焙煎の度合いにによって大きく味が左右されるのです。
浅煎り・中煎り・深煎りなんて言葉聞いた事ありませんか?ここで覚えておいて欲しいのは、焙煎の度合いでどう味が変わるの?ってことです。
答えを簡単に言うと、
「浅煎りになる程酸味が増して苦味が減る」
「深煎りになる程苦味が増して酸味が減る」です。
アメリカ方式だとライト(極浅煎り)~イタリアン(極深煎り)の8段階の焙煎度合い(ロースト)があって、一般的に出回っているローストはその中のミディアム~フレンチの5段階が殆どです。
厳密に言うとちょっと違うのですが、味を決める上では
ミディアム・ハイ(浅煎り)・・・酸味系
シティ(中煎り)・・・酸味と苦味の中間系
フルシティ・フレンチ(深煎り)・・・苦味系
と考えてて良いと思います。(お店によって焼き具合が若干違います)
このローストと味の関係を覚えておくと、自分好みのローストがわかってきます。
そうなれば、豆を購入するときでも酸味が嫌いなのに酸味系の豆を買っちゃったりだとかしなくてすみますよね^^
今後、お店で購入するときにはローストを是非気にしてみてくださいな。
さてさて、新鮮なコーヒー豆が手に入りました、そして好きなローストも見つけました。ここまで来れたらたいしたもんです!後は銘柄を考えるだけです。
よく最初に銘柄だけを決めちゃってる方もいます。お客様で多いのは「私はキリマンが好きだからキリマンください」っていうご注文。
その時僕は必ず「キリマンのどんな味が好きなんですか?」って聞くんです。同じキリマンジャロと言う銘柄でもローストによって全然味が違いますからね。
厳密に言えばキリマンジャロと言う銘柄の中にも種類はたくさんあるので同じローストだったとしても味は変わるんですけどね(笑)まあ、それは今回置いといて…
その時聞いたお客様の感想で好みのローストをある程度は判断するんです。 キリマンの酸味が好きだったお客様に深煎り(苦味系)のキリマン売っても絶対美味しいとは思わないですよね。
ちなみに、うちで焼いてるキリマンのローストはミディアムです。個人的にキリマンの酸味に魅力を感じているのでそうなっちゃったんですよね。
コーヒーの味を楽しむには「この銘柄のこのローストがこんな味だから好き」と言えるようになれば、よりあなたのコーヒーライフはもっと充実したものになると思いますよ。
あなたの好きなローストを中心に色んな銘柄のコーヒーを飲んでみて、ホントの自分好みを探してみてください。そこまで出来ればあなたもうコーヒーマスターですよ(笑)
*特に有名なものだけを紹介
パーコレーター | キャンプなどで使われる一見普通のポットのような形。 フタを開けると玉入れのカゴのような物がありそこに粗挽きの豆を入れる。 そのまま水を入れ直火で沸騰させれば出来上がり。 沸騰してフタ(透明)に飛散るコーヒーの色を見て抽出具合を判断する。 |
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ボイリング式 | 単純に粗挽きの豆と水を鍋に入れて沸騰させる。抽出できたら上澄みだけを飲む。 トルココーヒーに由来すると考えられる。 |
サイフォン式 | サーバーと漏斗から構成され、漏斗部にネル又はペーパーフィルターをセットし粉を入れる。 サーバーに水を入れ、アルコールランプなどで加熱し、湯が漏斗部に上がったら頃合いを見計らって火から下ろす。直火式以外にも電熱式もある。 |
プレス式 | 粉とお湯をプランジャーポットと呼ばれる器具(フレンチプレスやティーサーバーなど様々な呼び方がある)に一緒に入れて抽出する。プランジャーと呼ばれる軸の先端には金属やナイロン製のフィルターが付いており、このプランジャーを押し下げて抽出済みのコーヒーかすを沈め、上澄み部分をカップに移す。イギリスではプランジャーが多く普及されている。 |
ドリップ式 ウォータードリップ | 専用の機材を使い、水でコーヒーを抽出する方法。点滴のように少しずつ水を落として抽出するので、1杯あたり8時間程度かかる。ドリップ式では苦みが強く出てしまうロブスタ種のコーヒー豆を飲むために考案されたことからダッチコーヒーとも言う。 |
ドリップ式 ペーパードリップ | 日本では最もポピュラーな器具。ドリッパーにフィルターをセットし、粉を入れお湯を注ぎ、適度に蒸らした後に抽出を開始する。目的の量を抽出したら出来あがり。 この方法は、1908年にドイツ人女性のメリタ・ベンツさんが考案した。 ドリッパーには様々な形があり、代表的なものでメリタ式(1つ穴)・カリタ式(3つ穴)、その他にも円錐型で有名なコーノ式・ハリオ式、サーバーとドリッパー部分が一体化しているケメックスなどインテリアとしても優れているものもある。 |
ドリップ式 ネルドリップ | 布と紙の材質の違いからペーパードリップよりもコーヒーに含まれる油分がより抽出されるのでペーパーでの抽出に比べてまろやかでボディ感のある味となる傾向がある。 味と香りは、抽出方法によって大きく変わるのでプロからも多く愛用されている。 |
コーヒーメーカー | 多くはドリップ式を採用している電動抽出器具。機械内部に適量の粉と水をセットし、スイッチを入れれば5分から10分程度で出来上がり。電動だけに味にむらが出来にくく、近年ではかなり開発が進んでおり、手で淹れるコーヒーにも負けないような味が出せるものも出てきたようだ。 お手軽というのもあり、一般家庭ではかなり普及されている。 |
エスプレッソマシン | エスプレッソを抽出する為の専用器具。主に深煎りの豆を使用し、これを粉末状になるまで挽く。そして、粉をカップ型の金属フィルターに詰め、9気圧の圧力と約90℃の湯温で20から25秒抽出し約オンス(30 ml)のコーヒーが出来る。コーヒー豆を7g使用したものをエスプレッソといい、14g使用したものはドッピオと呼ばれる。通常は専用のミルを使い微粉末状になるまで極細挽きにした粉を使用するのだが、ミルと抽出が一体化し全自動で出来るものもある。 |
エキスコーヒー | 20gで60cc | まんべんなくぽたぽた落とす蒸らしなし |
デミタス | 20gで80cc | 普通に入れる |